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転職Q&A・コラム

リトゥン山縣良和×桐生でニードルパンチを手がける澤利一「日本がパリに学ぶこと」 後編【ファッションが生まれる場所】

2016/03/10

610_161290セントラルセントマーチンズ美術学校を卒業後、ジョン・ガリアーノのデザインアシスタントを経て帰国した山縣良和さん。昨年からはパリでも定期的に展示会を行っており、最近ではパリのコレットなど、海外のショップのウィンドーで作品を披露する機会も増えてきている。

一方、Tex. Boxの澤利一さんはルイ・ヴィトン(Luis Vuitton)、ランバン(Lanvin)、ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)など、国内外のブランドのランウェイを飾るファッションのニードルパンチを手掛けている。

ファッションにおいて、まさに国境を越えて活躍する2人に、それぞれの視点から見る日本のファッションと世界のファッションについて訊いた。

13年春夏のコレクション「七福神」では、前年の東日本大震災以後、山縣さんの心に沸き上がった「日本の古くから使われている素材で造形的なものを作りたい」という思いを日本の素材や文化を咀嚼し大胆にファッションで表現した山縣さん。時が経ち、彼は15年秋冬では、マイケル・ジャクソンの「Heal The World」をバッグに、マイケルやベネトンの広告を手掛けたオリビエロ・トスカーニにオマージュを捧げるようなユニバーサルなコレクションを発表している。どんな心境の変化があったのだろうかと訪ねると…。

「ちょうどパリで展示会をはじめたタイミングで泊まったホテルが、その1週間前におきたシャルリー・エブド襲撃事件の目の前だったんです。世界的な事件が、自分にとって身近な存在だと感じたら、ファッションにおいても世界的な視点で表現出来たらという心境の変化に繋がりました」と返ってきた。

そして、ファッションの都、パリについてこう語る。「パリ衰退といわれていますが、やはりパリは文化的総合力が高くて強い街だなと思います。ヨーロッパの文化的中心地であり、食、建築、アート、ファッション、音楽、哲学…となんでもある街です。そういった文化に慣れ親しんだ人が住む街は”粋”があると思う」と続ける。

「自分たちが日本のいい生地を使って、それを世界に発信出来たらいいなという思いがあります」と山縣さん

そして、ここ数年、自身のクリエーションを通じて国内の産地に足を運ぶことが増えたという山縣さんには、一つの目標があるという。

伝統的な技法の布地に触れ「この生地を使いたい」と思うことがあっても「値段にたまげてしまうこともある」と山縣さん。訊けば、そういった技術的に優れた生地は着物業界や、シャネルやディオールなどのラグジュアリーメゾンの元に渡るのだという。

「せっかく日本にいい生地があるのに、それを自分たちが使えない状況は歯がゆい。自分たちが日本のいい生地を使って、それを世界に発信出来たらいいなという思いがあります。そういう流れを作りたい」とその思いを語る。

ニードルパンチを終えた生地

明治の文明開化以降、海外からの文化が染み込んでいった現代の日本。この急激な変化というのは、ここ100年余のことだろう。

「かつての日本には、文化的な素養があったのだと思います。たた、この100年でそれを失ってしまった。海外の人たちは憧れだけで作ったフェイクは求めていないし、自分たちにない文化を求めています。だからこそ、洋装やヨーロッパの文化を学ぶのは、その歴史と文化を理解するため。決して、真似をするための勉強ではないはずです。そのために私たちは、自国の先祖代々の真相を知らなくてはいけないし、それがないとクリエーションは世界に通用するものにならないのでは」と山縣さんは続ける。

ここまで、頷きながら山縣さんの話を訊いていた澤さんがこう続けた。「日本でも、世界でも各産地で素晴らしいテキスタイルが作られていて、それが本流でありテキスタイルの一番いい形だなと思います。ただ、そこにもっと面白みを加えてもいいんじゃないかという思いがあります。それを可能にしてくれるのが、私にとってはニードルパンチです」と澤さん。

「面白い仕事をずっとし続けたいんです」と澤さん

「私は、面白い仕事をずっとし続けたいんです。だから、はじめましてのブランドさんからの、なんじゃこりゃっていうリクエストが嬉しい」と澤さん。「僕に出来るとしたら、きっと完成度じゃない。各地で作られる完成度の高い生地を、私が崩してはいけないと思っています。ただ、各地で織ったけれども、そのままでは製品にならないようなものからニードルパンチを使ってアレンジしていくことが出来る」と語る。Tex. Boxに飾られた様々な表情を見せるニードルパンチの作品が物語るように、彼は素材を手にすると、次々のクリエーションのイメージが広がっていくようだ。

この日、山縣さんと澤さんの対話を通じて感じたのは、可能性を信じる力の大切さ。そして、ベストを尽くした後のアクシデントを楽しむ心のような気がした。

のこぎり屋根から陽射しが差し込むこの場所で、確かにファッションが生まれていた。あなたが手にする洋服が、一体どんな旅路を経てやってきたのか。ほんの一時でも思いを馳せてから纏うことが出来れば、その1着の持つ意味が変わるのかもしれない。

リトゥン山縣良和×桐生でニードルパンチを手がける澤利一「ニードルパンチはフリーペインティングと同じ」前編【ファッションが生まれる場所】

2016/03/09

610_161112あなたがその洋服を手にするまで、一体幾人の手を渡ってきたのか考えてみたことがあるだろうか。今回は、幾つもの場所、幾人もの手を渡って生まれてくるファッションが生まれる、ある一つの場所を紹介したい。

日本有数の織物の産地、群馬県桐生市。その桐生で「ニードルパンチ」という技法で、ファッションに携わるTex. Boxの澤利一さんをリトゥンアフターワーズのデザイナー山縣良和さんが訪ねた。2人が最初に物づくりに取組んだのは2012年のこと。七福神をテーマに人々の想像を越える壮大なパワーでファッションを表現したリトゥンアフターワーズ13年春夏コレクションに登場するルックで「畳にニードルパンチで洋服を打ち付けて欲しい」と山縣さんが澤さんに依頼したのが最初だという。

当時を振り返って澤さんは「畳に服を打ち付けるなんて馬鹿じゃないの(笑)と思ったけど、やってみると楽しかったね。そういう無限にある素材の組み合わせを発見させてくれるデザイナーとのコミュニケーションが楽しくて、長年ニードルパンチをやっていても飽きないよ」と顔をほころばせる。

ニードルパンチは、剣山状の針を高速で幾度も突き刺すことで繊維を絡ませ柄を描き出していく技法

生地の上に柄となる素材を配置し、剣山状の無数の針を高速で幾度も突き刺すことで繊維を絡ませ柄を描き出していくニードルパンチ。その魅力を澤さんに尋ねると「“織り”か“編み”に大別される生地の中で、ニードルパンチはそのどちらでもない技法。そこに可能性を感じました。織りと編みの融合だって出来るし、柄を作ることにおいてなんの制約もない。これは織りや編みでは、まずおきないことなんです」とまっすぐな眼差しで語る。

一方、山縣さんはデザイナーの視点から「ニードルパンチには、フリーペインティングに近い感覚があって、その感覚が自分にも合いそうだなと思っています。その場で布にあてた図柄が、そのままニードルパンチされて出来上がってくるのも魅力的」と答える。

「ニードルパンチにはフリーペインティングのような感覚がある」と山縣さん

実は、山縣さんが澤さんの工房を訪ねた日には、ちょっとしたアクシデントがあった。数メートルあるシルクの布に1センチ角のものから手のひらくらいのサイズまで、色とりどりの無数の布切れをレイアウトしたものが山縣さんのアトリエから、澤さんの工房に到着していた。その布を巻き取って、いざニードルパンチの機械で加工をしようとしたその時、その布がほどけ、シルクの布にレイアウトしてあった無数の端切れが全て床に落ちてしまったのだ。

ニードルパンチをしようとした時、レイアウトしてあった無数の端切れが床に落ちてしまうアクシデントが

まるで花吹雪のように散り散りになる端切れを、山縣さんがスマホに納めてあったレイアウト時の画像を元に、その場で並べ直さなくてはいけなくなってしまったのだ。それでも、澤さん夫妻と山縣さんでもう一度端切れを約1時間かけて並べなおし、再びニードルパンチの加工を経てテキスタイルが完成するという出来事があった。

山縣さんは「今日の作業のように、布地に端切れを並べていく作業は、絵を書くときの感覚やコラージュなどのアートワークをしている時の感覚に近いですね。手を動かしながら、イメージが広がっていく感覚です」とその作業を振り返る。

仕上がった生地を見つめる2人。そこにはスワッチ(生地の見本帳)をイメージしてレイアウトされた端切れがニードルパンチの加工を通じて地の布と一体化した姿があった。ただ、1万本もの針で無数に打ち付けられたこともあり、並べた時との状態そのものではなく、色味がやわらかくなったり、また柄のシルエットが少し流れて変わったりと、様々な表情を見せている。目の前で新しい表情が生まれていく“ライブ感”こそ、ニードルパンチらしさであり、長年向き合っても飽きないと澤さんが魅了される理由の一つなのかもしれない。

仕上がった生地を見つめる澤さんと山縣さん

「たまにね、作り手にしかわからないような“遊び”を入れるんだよ」と澤さんはいたずらに笑う。「紐をまっすぐにという仕様書でも、ちょっとだけくるっと丸めてみたりね。それに、こうやってサンプルを作っている時期が楽しくてね。デザイナーとのキャッチボールが出来るから。いつまで経っても初心者の気持ちでこの仕事に向き合いたい。だから、若葉マークを貼ってるんだよ」。という澤さんの言葉に、ニードルパンチの機械に目を向けると、確かに車の“若葉マーク”が。澤さんがワクワクしながら、ニードルパンチを手掛けていることが伝わってくるエピソードだった。

後半は「それぞれの視点で見る日本のファッション、そして世界のファッション」について

JAL、空港接客No.1にソウル金浦・イさん 海外勢初出場で

2014/12/18

141113_0431_jal_gs-640先日、夕方のニュースで、日本航空が11月13日におこなわれたコンテストを特集してました。
国内外から集まった空港係員(グランドスタッフ=GS)が空港での接客スキルを競うコンテスト「空港サービスのプロフェッショナルコンテスト 第3回」
本選に挑んだ13人のうち、ソウル金浦空港のイ・ダヘさんが優勝。海外空港支店の参加は今回が初めてとのこと。
日本の「おもてなし」という心を現場に浸透する取り組みとして注目しました。命を預かるお仕事グランドスタッフさんの日々の努力、意識の高さに触れられた気がしました。

JALには国内外合わせて約5000人のGSが在籍。今回は海外からもコンテストに参加し、12日の最終予選には国内外58人が出場。13人が13日の本選に進んだ。
本選ではイレギュラー状況を想定した日本語と英語によるアナウンスと、カウンターチェックイン実技で審査。カウンター審査は、これまでよりも空港で起こりうる状況設定に近づけ、搭乗を急ぐビジネスマンや、機内に持ち込めないサイズのカバンを持ち込みたいと粘る人、外国人、列に割り込んでくる人など、教官らが演じる5人の異なるタイプの利用者に対し、どのように対処するかを審査した。

優勝したイさんは「海外から初参加で優勝できたことを誇りに思います。明日からは、もっとがんばれます」と喜んだ。自身で感じた受賞理由を尋ねると「日本語はまだまだですが、英語での対応を評価していただけたのかもしれません」と、照れ笑いを浮かべながら話した。
イさんはコンテスト出場について、「日本人のサービスはこういうものだ、ということが学べました」と振り返る。「(日本人係員が)自然に身につけている動きや丁寧さは、短期間で身につけられるものではありません」と難しさを感じながらも、韓国で同僚たちに今回学んだことを教えたいという。

植木社長は、優勝したイさんを「すごく安定していたし、安心して見ていられました。日本人だからとか、日本人ではないという観点ではなく、日本人のおもてなしの心でがんばってくれました」と評価。
「(コンテストの)初回はもっと形を求めていたような気がします。今回社長賞に選ばせてもらった二人は、決して成績が良かったわけではないけれど、接客を受けた外国人(教官)は、もう一度会ってみたいと感じていました。心を伝えられる人の価値は、必ずあると思います」と、接客における成績の優劣以外にある価値観の重要性を語った。

混雑時だって個別接客をしよう!

2014/08/01

販売力UP

いつも、ありがとうございます。ビジューライフ鈴木比砂江です。
今日は混雑時の個別接客について。

土日や連休にお店をまわっていて感じることの一つが
多くのお店がせっかくのチャンスを
逃してしまっていることです。

せっかくたくさんの来店数がある。
でも、店頭の方たちは「いらっしゃいませ。いらっしゃいませ」と
声を出しているだけ。

一見、活気がありそうに見えるけれど
お客様はふらーっと店内を見て
興味ある商品を手に取ったりはするものの
そのまま置いてお店を出てしまう。

どこのお店でもこの光景ばかりです。

きっと店頭にいるスタッフからすると
『たくさんお客様がいらっしゃるから一人のお客様に
 付きっきりになると必要な人の対応ができなくなる』とか、

『こんなにたくさんいたら、誰に声をかけたらよいかわからない』という
思いがあるのかもしれません。

でも、それで
ひっきりなしにお客様から声をかけられて
対応ができない、というのであればわかりますが
売上に結び付いていなかったら
苦労しなくても自店の商品を見てもらえている状況なのに
もったいないと思うんです。

では、どうしたらよいかというと
____________________

どこに向かって言っているのかわからない
「いらっしゃいませ」ばかりじゃなくて
個別に声をかけましょう!
____________________

混雑時は商品に興味を持ってくれているお客様を
探るという意味で
「気になる商品がありましたらお気軽にお声掛けください」
だけでもいいです。

それだけで、お客様が「すいません。あの、これって~」と
スタッフに声をかけやすくなります。

そして、店内にたくさんいるお客様の中で
どんなお客様に上記のような声をかければよいかというと・・・
__________________

手当たり次第声をかけましょう!!
__________________

変に『購買意欲の高そうなお客様はどなたかな?』と
考えていると、行動できなくなります。

だから、最初のうちは手当たり次第声をかける。

それを繰り返すうちに
混雑時でも一人一人のお客様を観察する癖がつき、
例え店内に何十人とお客様がいても
商品に視線が止まっている人、
商品の前で立ち止まって色々な角度から見ている人
などに気づけるようになっていきます。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
ビジューライフ ブログ http://ameblo.jp/bijou-life1/ より

1度の接客で、お客様に1点でも多く購入してもらい、
さらに「また来たい!」と
思ってもらえる接客にこだわっています。
サービスを感動で終わらせない『売れる接客法』をお届けします。

押し売り感なく商品を紹介できるフレーズ

2014/07/29

販売力UP

いつも、ありがとうございます。ビジューライフ鈴木比砂江です。
今日は押し売り感なく商品を紹介できるフレーズについてです。

アプローチがうまくいって、お客様と会話が生まれた!
けっこう会話も続いていい感じ♪
でも、でも・・・この雰囲気を壊したくないから
商品を紹介できない。。。

そんな風に感じることはありませんか?

お客様とせっかく会話ができたのに
商品を紹介することで売り込み感が出て、
警戒されてしまうのではないかと戸惑ってしまう。

店頭をまわっていると
新人、ベテラン問わず見かける光景です。

また、売れるスタッフでも
お客様の見ている商品にプラスして
もう1点あった方が便利になると思っても
紹介しようと思った途端、
『押し売りっぽくなるかも』
『何て切り出せばいいの?』と止まってしまう。
そんな様子も多く見受けられます。

そこで、今日は接客するこちら側が
抵抗感を極力感じずに商品を紹介するフレーズについて
ご紹介します。

それは、
_________________

「参考までに~」
「せっかくなので~」
どちらかを使って切りだすことです。
_________________

「参考までに、ご覧になっている鞄だと
中に仕切りがないのでこういったポーチを中に入れると
収納しやすくなりますよ」だったり、

「せっかくなので、雰囲気だけでも手に取ってご覧になってみてください」
とご紹介する。

あなたがお客様だったら、どうでしょうか?

「ぜひ、お勧めしたいものがあるのですが、よろしいでしょうか?」と
改まった感じよりも
受け入れやすくないですか?

ちなみに、あるアパレル店では
このフレーズを使って1回の買い物あたりの
販売個数が上がりました☆

「参考までに」は、
「今後の参考にさえしてもらえればいいから、買わなくていいんだよ」
というメッセージ、

「せっかくなので」には、
「わざわざいらしてくださったんだから、記念に」といった感じの
メッセージが伝わりやすくなります。

また、接客する側としても
「ご紹介させてください」と言うよりも
口に出しやすいのではないでしょうか。

今はGWの休みを利用して買い物をしよう!と遠方から
出てこられるお客様も多いはずです。

そんな方たちに、ぜひこのフレーズを使って
たくさんあなたのお店の商品を見てもらいましょう♪

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
ビジューライフ ブログ http://ameblo.jp/bijou-life1/ より

1度の接客で、お客様に1点でも多く購入してもらい、
さらに「また来たい!」と
思ってもらえる接客にこだわっています。
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